眼鏡の独り言

妄想や考える事が好きですが吐き出すところがないので喋らせてください。

FIREしたければ米国株価指数連動のインデックスファンド以外買わない方がいいと思う。

こんにちは。

 

眼鏡です。

 

FIREという言葉が日本でも定着してきて、目指す人が徐々に増えてきているのではと感じるのですが、それに便乗して不動産の業界がFIREという言葉を悪用している印象が最近やたらと感じます。

 

FIREというのはそもそも株を毎年4%ずつ切り崩していけば元本を減らさず証券の利益だけで生活できるという計算で成り立っているアメリカ発の考え方です。

 

アメリカでは毎年5〜10%程度成長が株式市場で見られるため、月の生活費から逆算して資産を築けばFIREできるというものです。

 

不動産投資というのは決して放ったらかしには出来ない投資であり、入居率を上げるために努力を続けなければ収入を得られないばかりか莫大な損失が発生する代物ではないかと思います。

 

また、物件は持っているだけでコストが発生します。管理費や固定資産税が毎年何十万とかかります。しかも購入は基本借金となります。

 

それに不動産投資は決して不労所得ではありません。物件に問題が発生すれば解決するために動く必要はありますし、リフォームや設備の交換等の業者の手配や費用の計算、空室対策等々の労働が発生します。

 

まさに大家業なのです。これがFIREなわけはありません。

 

経済的自由も怪しいものです。

 

FIREというのはアメリカ株だから可能な話なのです。アメリカの株価指数は長期視点で見ると右肩上がりを続けているからこそお金を気にせず好きな事をする時間を確保出来るのです。

 

資産価値が減ることなく原資も減らないからこそFIREという生き方が可能なのであり、不動産投資では実現しない訳です。

 

もしFIREを目指すなら不動産投資は候補から外すべきです。米国株価指数連動のインデックスファンドを買う事が一番の近道だと僕は思います。