【独り言】日本政府の仕事。
どの時代の政治家も褒められたところをほぼ見たことがないと思う。常に国民にとって苦しい選択を実行してきた。税金は上がり続け、可処分所得は減り続けた。
どのメディアも政府の無能さに嘆き、批判している姿を見てきて、政治に期待する事を諦める人が増えた。
景気は一向に上向かないし、そのクセ物価は上がり続けている。
景気を上げる方法なんて簡単で税金を下げるだけだ。そうすれば消費意欲は向上して、物が売れる。物が売れれば景気が良くなり、結果税収が増える。
こんな事が分からない政府は馬鹿だと批判する人もいたが、政府の目的はそこではないと思うようになった。
日本で最高の頭脳が集う官僚達が気付かない訳がないのだ。どうすれば景気が良くなるかなんて重々承知で国民を苦しめているのだ。そうでないと辻褄が合わない。
日本政府の仕事は主に二つだと思う。日本の国力を下げる事。アメリカの利益に貢献する事。
日本が力を付ける事を一番恐れているのがアメリカだからだ。力を付けて反旗を翻されないように戦後GHQの3S政策によって骨抜きにされてきた。逆らう気力を奪う事で身を守っている。今も元気がいいのが現れると日本では潰される。田中角栄しかり、ホリエモンしかりだ。
日本の税金が高いのに国民に還元されているように見えないのも、アメリカに貢いでいるからだ。アメリカから押し付けられた商品を文句も言わずに買い続けているのだ。兵器やワクチンもそういう事だろう。それに外資系企業が参入し易いように規制緩和をし続けている。国営事業を民営化したら必ず外資が参入している。一番分かりやすいのは郵政民営化でアフラックが参入した事だ。アフラックはアメリカの企業だが、利益の7割が日本からだとどっかの記事で読んだことがある。
つまり、日本政府はアメリカの為に働いているのであって、日本を良くしようとは考えていない。政府は無能なのではなく、むしろ優秀でいかに気付かれないようにやるかに重きを置いているのだ。
今後も日本は苦しくなっていく一方だろう。官僚もそれが分かっているからこそ、せめてもの良心としてiDeCoやNISAを作ったと思う。政府はじわじわと国民を追い詰めていき、社会補償も当てにならなくなる事に対するメッセージとも取れる。
自分の身は自分で守る必要がある。政府に日本人の味方はいないと心しておくべきだ。