眼鏡の独り言

妄想や考える事が好きですが吐き出すところがないので喋らせてください。

【独り言】支配者層の手口。

支配者層が世論誘導に使用している方法で、ヘーゲル弁証法というのがあるらしい。

 

ヘーゲル弁証法とは、テーゼ(現状で正しいとされている事)にアンチテーゼ(テーゼに矛盾、否定する考え)をぶつけてジンテーゼ(二つを融合させた新たな考え)を生み出すための思考法となっている。

 

支配者層はジンテーゼに目的を置き、テーゼに対してアンチテーゼを敢えて作り出す事で国民に国が示すジンテーゼを受け入れ易くしているとの事だ。

 

それで現在アンチテーゼによく使われているのが陰謀論になる。米国の中間選挙からメディアで陰謀論という単語の登場回数が急激に増えたと思う。ここからコロナやワクチン、ウクライナ問題あらゆるニュースに陰謀論が登場している。

 

陰謀論を作っては世間に広めて、意見を対立させている。要するにアンチテーゼも支配者層によって仕掛けられているのだ。主なツールはTwitterらしい。簡単に拡散できるので、デマを広めやすいのだ。

 

例として分かりやすいのはコロナワクチンだと思う。反ワク派を煽った結果何が起きたかと言えばこんな感じだ。

テーゼ:ワクチンで集団免疫獲得して元の日常を取り戻そう。

アンチテーゼ:m RNAワクチンは危険だ。マイクロチップを体内に打ち込まれて監視される。

ジンテーゼ:緊急事態条項で国の権限を一時的に強めて国民の動きを規制しよう。

国民の感想:反ワク派のせいでコロナが終息しない。緊急時は仕方ないか。

 

国は緊急事態条項で強制力を強めたい。だけど、平時にやると反発される。納得させる材料を作るために反ワク派を煽る。反ワク派が騒ぐ程、緊急事態条項の必要性に説得力が生まれる。議会で採択されても、国民からの反発は生じない。こんな感じになると思う。

 

ウクライナ問題でも自国防衛の為に9条改憲の必要性が増してきていると思う。要は国が国民にとって都合が悪い事をやろうとしている時は、ヘーゲル弁証法が利用されているという事だ。

 

陰謀論を語っているくせに陰謀論を悪く言うのはおかしな話だけど、陰謀論に踊らされてると国に利用されるのだ。メディアが陰謀論を煽っている時は裏があると思った方がいいだろう。