眼鏡の独り言

妄想や考える事が好きですが吐き出すところがないので喋らせてください。

【独り言】仮想現実とトランスヒューマニズム。

ここ最近メディアは割とメタバース推しに見える。まだまだゲームの域を超えてはこないが、徐々に実社会と結びついていくのだろう。

 

日本の内閣府が推進しているムーンショット目標はまさにメタバースの世界である。1人で複数のアバターを操作して、社会貢献出来るような仕組みを2050年までに実現させようとしている。

 

今は大きなデバイスを装着してサーバー内で活動するに過ぎないが、最終的には体内埋め込み型の考えただけでアバターが思い通りに動くようになり、仮想空間がネットワークと繋がって実際の社会活動が出来るようになるのかと思う。

 

まぁ、自分が元気なうちに完成しないとは思ってるが、世界はそこに向かって走ってのだろう。

 

その前段階としてトランスヒューマニズムが存在している気がする。トランスヒューマニズムは体に機械を接続して足りない部分を補ったり、さらに身体能力を強化する事を進化と考える思想だ。最終的には脳味噌とサーバーを繋げて頭の容量を広げようとしたり、人格をサーバーに移して永遠の命を手に入れるような事を考えていた気がした。

 

トランスヒューマニズムは人間と機械の融合を目的としているため、メタバースとは相性が良いように思える。仮想現実のサーバーと人間が融合して、その人の現実はメタバースになるような世界も可能性としてはあり得るのだ。

 

これから起こるであろう地球規模での気候変動による環境の悪化に対応する為なのか、増え過ぎた人口をメタバース内に閉じ込めたいのかは今のところ分からないが、やろうとしている事は人間を外に出さないようにしている。

 

人と人が接触しなければ確実に人口は増えないし、仮想空間で生きるという事は全てを管理側に握られているのと同じなのだから支配者層にとって都合がいいのは間違いない。

 

全ての情報を管理され、生殺与奪を握られた状態での生活など恐ろしすぎるが、いずれそういう世界になるのだろう。