【考え方】1人で新しい事を試す時こそPDCAが役に立つ。
こんにちは。
眼鏡です。
皆さんPDCAってご存知ですか?
ビジネス用語になるのですが、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったものになるのですが、主に品質管理の現場で使われる方法みたいです。
うちの会社でも数年前から言われるようになったのですが、仕事で使った事はありません(笑)
僕がPDCAを意識するようになったのは、プライベートで料理にハマった時でした。
去年からイタリア料理に興味が出まして、特にパスタ料理を研究するようになりました。
YouTubeで基本のレシピを探しては作るを1年程続けていたのですが、1番難しかったのがペペロンチーノです。材料がニンニク、オリーブオイル、鷹の爪の3つだけで作る料理ですが、どう作っても油っぽいパスタにしかなりませんでした。
ペペロンチーノはニンニクの香りを移したオイルをパスタに絡める為にオイルを乳化させなければいけないんですが、動画だけではニュアンスが伝わりづらくどの現象が乳化が分かりませんでした。
その後も何度も動画を確認していたのですが、ある動画で乳化出来ないのはパスタのゆで汁が足りないからという一言を聞き、勇気を持ってゆで汁を追加したところ、オイルがトロトロの白濁した感じに変化してパスタに絡みつくようになりました。
これまでもゆで汁は結構入れていたので、これ以上入れたら水っぽいパスタになるのではと思ったのですが、パスタをフライパンで煽りながらゆで汁を追加していくと変化していくのを確認でき、今までの物とは明らかに違うペペロンチーノが完成したのです。
過去僕はペペロンチーノを食べた事が無かったので正解を知らなかったのですが、乳化が成功したペペロンチーノは今まで作った物と比較しても、全然違う物でした。
このペペロンチーノを成功させるまでの工程がまさにPDCAだと言えます。
本物のPDCAはあくまで生産性の向上を目標に行われますが、私生活におけるPDCAはチャレンジの成功を目標に活用するのが最適だと思います。
ペペロンチーノの例をPDCAで分解していくとこうなります。
Plan(計画):
ペペロンチーノを作りたい。
↓
Do(実行):
作ってみる。
↓
Check(評価):
油っぽいだけのパスタだ。
↓
Action(改善):
ゆで汁の量が足りないみたいだ。
↓
Plan(計画):
ゆで汁の量を増やして作ってみよう。
↓
Do(実行):
作ってみる。
↓
Check(評価):
美味くなった。
ざっくりと書いてますが、実際はCheckからActionまでの間でそれなりに調べたりして時間を費やしているのですが、この思考法を元にして作業を進めていく事で問題点を一個ずつ潰していき、最終的には満足の行く結果を得られます。
僕が現在行っている糖質制限もこの考え方で進めた事で当初は全く痩せない所から今では目標の半分まで達成する事が出来ました。
チャレンジに失敗する大半の方はこのサイクルを行なっていないと思われます。PlanからDoはやるけど、CheckからActionをやっている印象はありません。大概は自分が得た情報が嘘だとか自分には合わなかったんだと検証もせずにやめてしまっているのが大半です。
本来は組織の中で効率改善を目的とした手法ではありますが、最近では、組織の中で行っても上手くいかない事例が結構あるそうです。集団の行動を規制して効率を上げようとするわけですからルールを守らない人間が出てくる事で足並みが揃わないせいで上手くいかないのはなんとなく想像できます。
1人でやるからこそ効果的だと僕は考えています。本来の使い方とは異なってもいますが、目標達成の道筋を描くのには有効な思考法だと思います。
ただ、集めた情報がロクでもないといつまで経っても向上しないので、計画段階での情報収集が1番大事なんですよね。
なので情報収集についてはまた別で書いていきたいと思います。
ここまで書いといて元も子もない事言うんじゃねー!とか怒らないでくださいね(笑)