【独り言】日米合同委員会。

最近になって日米合同委員会という組織がある事を知った。この組織は外務省北米局長と在日米軍司令部副司令官を両国の代表に置いた組織となっている。

日米合同委員会は日米地位協定の運用について協議する目的で作られた組織となっており、ここで協議された内容は国会を通さずに実行されているらしい。

要するに在日米軍は国会議員より立場が強いという事である。

ちなみに開催は月2回、ニュー山王ホテルと外務省がした場所で開催されているらしいが、このニュー山王ホテルは完全な治外法権となっており、ＨＰを見ても全て英文で書かれている。ホテルの利用も米軍関係者しか宿泊出来ない。

日米合同委員会の存在が日本がまだ実質的には米国の植民地である証拠と言われている。

政治家がいくらマニフェストを掲げても米軍がノーと言えば、実現しないのだ。政治家の存在意義がないし、ただの操り人形でしかない。そりゃ日本が良くなるわけがないと思う。

日本は結局どこが政権を獲っても、誰が総理大臣になっても変わらないという事である。日本のトップは米軍なのだ。